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TIA-568-C.0
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TIA-568-C.2
TIA-568-C.3
TIA-568-C.4

Data Centers

情報配線システムの諸規格について

ANSI/TIA-568-C.3
Optical Fiber Cabling Components Standard

光ファイバー部品の規格書として2008年6月に最初のCシリーズ規格書として最初に発行されたものです。正誤表が発行されるとともに、新しく開発された光ファイバ規格が盛り込まれていない等、今後の光ファイバーを使用した配線設計を行う際に参照する規格書としては情報が少ないため注意が必要です。

TIAのTR42委員会の再編によりFOTP (Fiber Optic Test Procedures)光ファイバー試験手順検討委員会が含まれるようになったこともあり、今後はTIA-455シリーズ規格や2009年9月に発行されたTIA-492AAADのOM4光ファイバーの仕様も参照する必要があります。

『範囲』
本規格は構内光ファイバー構成品について適用されます。定義されているのは構成品の仕様で、例えば光ファイバーケーブル、光コネクタ、そして光パッチコードです。


『解説』
各種光ファイバーの呼称についてはISO/IEC 11801や24702との整合性を保ちコア径62.5μmのOM1、50μmのOM2、850nmレーザーに最適化されたコア径50μmのOM3のマルチモードファイバーおよび屋内屋外用シングルモードファイバーである従来のOS1と1383nmの波長での損失が少ないLow Water Peak OS2についての性能が定義されています。

また、光ファイバーケーブルの最少曲げ半径についても4芯以下のケーブルおよびそれ以外のケーブルについて記述されるとともにケーブル敷設時の張力が加わった場合についても記述されています。

実際の光ファイバーの施工にあたっては、光パッチパネル間の極性(装置の送受信)と光パッチコードについて注意を払う必要があります。複数の施工方法が認められていますが、運用の利便性を考慮し混乱を来さないような設計と施工を行う必要があります。
この極性についてはANSI/TIA-568-C.0にも記述されているので参照される方が良いでしょう。
To Page Top 一部改定 2011年8月19日

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